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記憶が曖昧なものは確認していますが、本気で間違えて覚えているものはそのまま記事にしてしまっている場合があります。 間違いを発見した場合、御指摘をお願いします。確認後、訂正させていただきます。 もちろんリンクフリーです。 その他のジャンル
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「脛の股より大なるものは以って歩み難く、指の腕より大なるものは以って採りがたし。」 (すねのももよりだいなるものはもてあゆみがたく、ゆびのうでよりだいなるものはもってとりがたし) 意味: スネが腿より太いと歩行できない。指が腕より大きいと物を掴むことができない。もともと小さいものが太くなると使えなくなる。 はいはいなるほどねー、上手いたとえですね。・・・って、おい! では(逃げるように) -説苑 #
by Mao_ze_dong
| 2004-09-26 23:14
| 一言
どこからのアクセスなのだろう・・ 「国大なりと雖も、戦いを好めば必ず滅ぶ。」 (くにだいなりといえども、たたかいをこのめばかならずほろぶ) 意味: どんなに国が大きくとも、戦争好きの君主がいれば必ず滅びる。 これをやっちゃった人の代表格といえばナポレオン3世が適当でしょうか。 ナポレオン3世はボナパルティズムで、戦いに勝つことにより国民の支持を得ようとした人でした。ナポレオン1世がそれで成功したから、それを真似たのですが、ナポレオン1世とは血のつながりも無い3世はただの好戦的な男ととしか見られずフランスの起こす戦争はい他国にもろいろと利用されていました。サルディーニャ王国を裏切り国威を傷つけたりして結局没落していきました。 勝ってるうちはいいですが、必ずいつかは負けますから、何事もほどほどに、です。 では・・ -文章軌範 #
by Mao_ze_dong
| 2004-09-25 17:35
| 一言
「人に勝たんと欲する者は、必ず先ず自ら勝つ。」 (ひとにかたんとほっするものは、かならずまずみずからかつ) 意味: 人に勝とうと思うならば、まず自分の欲に勝たねばならない。 勝つには無欲で。ってことですね。 じゃんけんや、釣りなどでも、無欲の心で挑むと勝てることがあります。たまたま運が良かっただけなのかもしれませんが、何か心持が良いですよね。うん。 しかしながら人間、完全に欲を捨てるのは無理ですね。勝ったり負けたり、それが人生ですよ。フォフォフォ(老人) では #
by Mao_ze_dong
| 2004-09-24 22:41
| 一言
秋分の日でしたね 「琪樹西風枕簟の秋、楚雲湘水同遊を憶う。」 (きじゅせいふうちんてんのあき、そうんしょうすいどうゆうをおもう) 意味: 色ついた木立ちにも西からの風が吹き、竹のムシロを敷いた枕元にも、はっきりと秋の気配を感じる。思い出されるのは、楚の地方や川のほとりで、友と遊んだあの昔のことである。 今日は秋分の日でした。僕のいるところあたりでは気持ちの良い天気で、涼しい風が秋を感じさせてくれました。ということで今日は一言というか、漢詩の紹介です。これは中国で最も詩が盛んだった唐の時代にまとめられた唐詩選という本の中からです。 七言絶句という形式で書かれているこの詩、 高歌一曲明鏡を掩う。昨日の少年今は白頭。 (こうかいっきょくめいきょうをおおう。さくじつのしょうねんいまははくとう。) 意味: 若い頃の友人を思い出して一曲歌ってみたが、鏡に映る自分を見て思わず鏡に蓋をした。昨日まで美少年だった一人の男が、今はもう白髪の老人となっているのだ。 とつづきます。 漢詩というのはたいてい「~だ。」とは言っているのですが、「だから~な気持ちになった。」とは言っていません。ですから漢詩を読む場合は風景や状況から心情を思い浮かべて楽しまなくてはなりません。一人一人受け取るものが違う場合も多いので、このブログでも漢詩を紹介する場合「だから~な気持ちになった。」を付け加えないことにします。でもこの詩を読んだときに心に吹く風の爽やかさと、秋の物悲しさは世界共通かと思ったりしてます。 こういうのもアリですよね。是非ご感想をくださいませ。では・・ -唐詩選 #
by Mao_ze_dong
| 2004-09-23 23:16
| 一言
「傍ら人なきが若し」 (かたわらひとなきがごとし) 意味: 周りに誰もいないかのようだ。 これは秦の時代、始皇帝の厳しい政策に業を煮やした荊軻という人が始皇帝を暗殺することにしました。(まぁこんな気軽にではないですが。) で、決行の日。殺されると分かっていた荊軻(けいか)は仲間としみじみしていました、そこで感極まって泣き出しました。周りに誰もいないかのように。 そして彼は「風蕭蕭として易水寒し。壮士一度去りて復た帰らず。」(風はヒューヒューと吹いて易水は本当に寒い。男たるものまた帰って来ようなど思うか。)という屈指の名台詞を残して行きました。 暗殺は失敗。彼は殺されました。 しかし世の中には第二、第三の荊軻が生まれていたのです。 ちなみにこの言葉は「傍若無人」の元です。意味は違いますね。 では -史記 #
by Mao_ze_dong
| 2004-09-22 17:01
| 一言
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